今年ももう11月。あと2ヶ月で2024年というか、令和6年ももうすぐ終わりですね。昭和から平成に変わったのもつい最近のような気がするのですが、きっとそれは錯覚に違いありません。知らない間に時代が変わっていくように、様々な価値観も変わってきているのではないでしょうか。
私が働き始めた頃は、「仕事の報酬は仕事!」仕事を頑張れば、もっと大きな仕事難易度の高い面白い仕事ができるようになって、自分も成長して、後でお金もついてくる。だからもっと頑張れ!と言われ、それに疑問を抱かずに仕事をしたものです。そのおかげで確かに仕事力はつきましたが、失ったものも大きかったような気がします。
今の時代の「仕事の報酬」は何でしょうか。それは「余裕とかゆとり」ではないかなと思います。2時間かかる仕事を工夫して効率を上げて、1時間でできるようにしたり、業務のやり方そのものを見直したり、DX化することで劇的に業務改善を行って仕事に余裕ができたら、新しい仕事が手に入るのではなく、余裕の時間が手に入る。ゆっくり休んでもいいし、買い物や旅行に行ってもいいし、好きなことができる時間を与えて、周囲もそれを受け入れる。なんか良くありません?仕事の効率化を行ってももっと仕事が来るんだったら、仕事を効率化するモチベーションが湧きませんよね。今より責任も重く大変になったら、今まで通りでいいや。ってなってもおかしくないですよね。
多分革新的なことや新しいことは、余裕や無駄の中から生まれるのではないかと思うのです。業務を劇的に改善することができる人は、きっと余裕の時間はクリエイティブな時間になるはずですから