今回は鈴木がお送りします。
人がする「選択」は、意識無意識合わせて、一日に9,000回と言われます。
朝起きる。この起きる時間、何時に起きるかも「選択」。
起きてから次に行うこと。
ルーティン化していても、無意識にそのルーティンに従うことを「選択」している。
靴下は左右どちらから履く?
着替えと朝食はどちらが先?
朝食は和食?洋食?…
そうやって朝から数多くの選択を、私たちはしています。
そして、自分が選んで決めたルーティンを崩すと、途端に不安になります。
「事故にあうんじゃないか」「上司から怒られるんじゃないか」「財布を落とすんじゃないか」など…。
そして良くないことが起きたら「朝、歯磨きとひげ剃りの順番を変えたからだ」などと考えてしまいます。
それは、自分がした選択が「いつもと異なるから」起きる感情。
人は、自分がした選択の結果がどうなるのかに、日常ではあまり意識が向いていないようにも感じますが、朝起きてからのちょっとした選択の違いで、一日憂鬱になる人もいるようです。
朝の無意識の選択が、一日を過ごす心に影響することだってあるわけです。選ぶということは、それだけ大切なこと。
にも関わらず、多くの人は選択するとき、特に仕事を選ぶとき、「自分の気持ちに従う」ことが上手くできません。
だからいつも迷います。「自分の選択したこの仕事に、これからも就いていてよいのだろうか」と。
全ての自分の選択に疑問をもってみてはどうでしょうか。
全ての選択を、思い切り自分本位で考えてみてはどうでしょうか。
ルーティンでやっていることですら。
世間や常識などは一旦全て脇に置いて。
見えてくることがあるのではないかと考えます。
一日9,000回もの選択を、自分のために。