主にWebマーケティングを担当しています、鈴木誠一郎でございす。
皆様「オズボーンのチェックリスト」をご存知でしょうか?
音楽好きな方は「オジー・オズボーンのこと?」とお思いかもしれません(笑)。
そうです!と言いたいところですが、そうではありません。
「ブレーンストーミング」を考案した、アレックス・F・オズボーンが作成した
水平思考におけるひとつのトレーニング方法です。
どうしてもアイデアが出ない時に強制的に発想をさせるのです。
- 代用 ・・・他のもので代用できないか?(人、方法、製法、場所など)
- 逆転 ・・・逆にしてみたらどうか?(上下、左右、立場など)
- 結合 ・・・組み合わせてみたらどうか?(組織、サービス、目的など)
- 転用 ・・・他に使い道はないか?(他分野、他販売法など)
- 拡大 ・・・大きくしたら(増やしたら)どうか?(時間、距離、サイズなど)
- 縮小 ・・・小さくしたら(減らしたら)どうか?(時間、距離、サイズなど)
- 応用 ・・・他に似たものがないか?手本になりそうなものはないか?
- 置換 ・・・入れ換えてみたらどうか(アレンジ)?(型、配置、順序など)
- 変更 ・・・変えてみたらどうか?(色、意味、様式など)
このオズボーンのチェックリストの主な効果としては、
・予め発想の手がかりが用意されているため、連想発想がしやすい。
・積極的な発想がしやすい。(一般的にはミスを出さない消極的なアイデアが多い。
「業務遂行チェック」など)
が挙げられます。
さて、ここで皆様に課題をひとつ。
◆ ある文具メーカーが、売上不振の打開策として新しいボールペンを開発しようとしている。
起死回生のボールペン、どんなアイデアあるだろうか?
上記9つの視点で考えてみてください。
コツは「楽しく考えること」です。
例えば・・・
ボールペンを「転用」してみる。
⇒ 「分割を可能とし、お箸として使う」
ボールペンを「結合」してみる。
⇒ 「ボールペンに、糊やハサミ、ステイプラーなどの機能を付加する」
など、「できそうもない」という固定概念を一旦捨て、思いつくまま考え出すのです!!