課題解決の決定版!?

今回は、鈴木がお送りします。
多くの企業では、解決すべき課題を特定した後、十中八九「原因究明」をされています。
当然、それはとても大切なことです。
その原因究明において「いつも引っかかるなあ」ということ、ありませんか?

それ、「人」が関わる課題ではありませんか?

実は、原因究明が確実に進むのは、業務フローや工程が明確になっていて、
すべての仕事において遂行すべきことが決まっていること、に絞られるのです

…カンの良い方はお分かりかと思います。
そうです、「人」が関わると、課題は途端に混迷を極めます。
原因の特定がいつしか「悪者探し」「他社批判」になるのです。

そうなれば、課題解決どころの話ではありません。
一気に社内の関連する部署や社員同士の関係性が悪化し、ひいては業績の悪化にも
つながります。大きな影響を及ぼすのです。

ではどうすれば良いのか?
「人」が関わる課題は、どのように解決すれば良いのか?

そこで登場するのが「ソリューションフォーカスアプローチ」です。

起きていることを認識しつつ、課題への原因究明は一切せずに、
「どういう姿があるべきなのか」だけに特化して考えるのです。
原因には一切触れずに、解決策にのみ力を注いで考えるのです。

如何でしょうか?
課題の内容を俯瞰し、フローやルールの改善で解決する以外の「人」が絡むことには、ソリューションフォーカスアプローチを取ってみてください。
解決すると同時に、原因であろうことの解消ができていることもあります。

時間は有限であり、どこに意識を向けるべきか。それは経営を遂行する上で
とても大切なことと考えます。