薬膳料理を楽しむ

3月は川口です。

ここのところ厄介なコロナウィルスのせいで外出もままならず、家にこもりきりになってしまいました。もともと巣篭もりは大好きなのでこの機会に普段は手抜きばかりの家事にいそしんでいます。

この数年は、外へ出て仕事をすることが多く、料理は“作り置き”。休日に冷蔵庫にあるものを駆使してタッパーに数日分をこしらえる。これはこれでやりがいがありますが、久しぶりにできた時間で昔ハマっていた薬膳料理を楽しんでいます。

10年ほど前に薬膳料理教室に通いました。薬膳といえば、薬臭い料理を想像されるかもしれませんが、私が通った教室は、“おしゃれ”な薬膳教室でした。まず惹かれたのがネーミング。例えば「枯れない女の秋の薬膳」「美肌の薬膳」「薬膳的アンチ・エイジング」などなど・・。その中の料理の一つに「ユリ根まんじゅう菊花あん」というのがあって、これは味も見た目の美しさも手料理でできるものとしては絶品でした。去年の秋は忙しくて作れなかったなあ。秋はユリ根や梨、くるみなど呼吸器系を潤す食材を取ると肺にも良いそうですよ。もう春だけど、ウィルスのせいで、肺に良いものを取りたい気分。

3月の食養生ポイントは、補血。次第に体内での気血の動きが活発になるので血を補い体力をつけましょう、だそうです。菜の花、あさり、鶏肉、黒ごま、など。

4月の食養生ポイントは、肝。はまぐり、セロリ、トマト、昆布、などを食べることにより、情緒活動や血流、解毒をつかさどる“肝”の機能を安定させ春先特有のアレルギーや情緒不安定を軽減。

このように、各月の養生ポイントがあるのですが、覚えてられないですね。要は、旬のものを美味しくいただけば良いと思うのです。

ところで、免疫力を上げる食材は、大根、長芋、鶏肉、ヨーグルト、小松菜、納豆、にら、にんにく、などだそうです。食事以外にも適度な睡眠、運動、笑う!は、免疫力アップのために大事みたいですね。

ウイルスで大変なことになっていますが、なんとか風邪を引かないように乗り切りましょう。

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