簿記・経理の基礎知識
簿記・経理の基礎知識
~複式簿記の基本原理を「定義」と「論理」の積み上げ式で深くまで理解する~
日付
2024/09/20(金)10:00 〜 17:00
詳細とお申込み
会場案内
来場会場:三井住友銀行呉服橋ビル 東京都中央区八重洲1-3-4
※受付は30分前より開始いたします
※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします
※会場は当日1F掲示板にてご確認ください
※電卓をお持ちください
概要(狙い)
簿記の知識はビジネスパーソンとして必要不可欠とは認知されていながらも、日々の業務に忙殺され、また数字に苦手意識を持つ方も多く体系的に習得できていない方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、これまでの簿記や決算書に関する講座にはない新しい「BSアプローチ」の概念を取り入れながら会計全体を解説します。講義では、演習を通じて実際に仕訳を書いて必要な会計処理を行い試算表の作成まで行います。 最終的には実際の決算書にも触れながら、ビジネス基礎体力としての会計スキルを養うことができます。
対象者
経理新任者、簿記・会計初心者(所属・経験は問いません)
到講師
プロビティコンサルティング株式会社
代表取締役 公認会計士
野田 弘子
到達目標
◎複式簿記の基本原理を理解し、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の関連を理解できる
◎会計の仕組み、仕訳の方法、基本的な会計処理の概要が理解できる
プログラム
会計をわかりやすく説明する「BSアプローチ」
「BSアプローチ」とは、資産と負債の動きから会計全体を説明するアプローチです。このアプローチによって、会計の基礎を「定義」と「論理」の積み上げ式で、ステップを踏みながら学ぶことができます。
本セミナーでは、このアプローチから、実際に手を動かす演習を多く取り入れて、1日で複式簿記の原理を文字通り身に着けていただきます。そして、その理解を直接ビジネスと結びつけて考え、自分の目の前の仕事に役立てていただけるように解説を進めていきます。
1.会社とは何か?
1)会社を理解するための3つのステップ
2)会社という仕組みから会計の役割を理解するための3つのステップ
2.複式簿記の原理をBSアプローチで理解しよう
1)貸借対照表(B/S)を理解する
●資産とは
●負債とは
●純資産とは
2)貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の関連を理解する
3)会計の仕組みを理解する3つのステップ
【演習】 練習問題に挑戦してみよう
3.仕訳を学ぼう
1)単式簿記と複式簿記
2)会計の流れ
3)仕訳のルール
4)転記(仕訳を勘定元帳に記入)する
5)集計(試算表を作る)
6)事業年度が終了したら・・・勘定を締める
【演習】 練習問題に挑戦してみよう
4.ステップにしたがって学ぶ会計処理
1)なぜ決算が必要なのか?
2)会計の重要なルール
3)売上と売上原価の計上について理解しよう
●売上原価の確定(継続記録法、棚卸計算法)
●棚卸資産の評価
4)売掛金の回収と評価~貸倒引当金~
5)減価償却を理解しよう
●減価償却の意義と計算方法
●減価償却の処理
6)引当金を理解しよう
●賞与引当金
●その他の引当金
7)経過勘定を理解しよう
●前払費用、前受収益
5.実際の決算書を見てみよう
1)貸借対照表の構造
●流動固定分類のルール
●流動資産、固定資産、流動負債、固定負債の科目
2)損益計算書の構造
●5つの利益とは
●収益・費用の科目
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