東日本大震災から7年

今回スタッフブログを担当する松本美虹です。
よろしくお願いいたします。

そろそろ、東日本大震災があった3月11日がやってきますね。
2011年に起こったので、今年で7年になります。
今年はちょうど日曜日に当たるので、同日に全国で東日本大震災に関する催しが行われるのではないでしょうか。
2011年3月11日は金曜日でしたので、仕事中の方がほとんどであったかと思われます。
人によっては卒業式に地震があったという方もいらっしゃるようです。

「地震」「震災」の関係について。
いつも自分は、地震発生後に震災があったので、
「東北地方太平洋沖地震」発生後に起こったのが「東日本大震災」、
「兵庫県南部地震」発生後に起こったのが「阪神淡路大震災」(1995年1月17日)
と理解するようにしています。

今回の地震より以前に東北で地震が起こったのは、1933年(昭和8)の昭和三陸地震。
やはり、この時も津波が起こりました。
岩手県花巻出身の詩人・童話作家の宮沢賢治は、この年に37歳で亡くなっています。
そして実は、彼が生まれた1896年(明治29)にも陸羽津波という津波が起こっています。
宮沢賢治の生誕年と没年を見ると、これくらいの周期で地震、津波が起こっていると分かります。
とても象徴的ですね。

民俗学という学問を開いた柳田國男が1910年(明治43)に発表した『遠野物語』には、岩手県遠野地方に伝わる伝承などが掲載されています。
遠野も地震の被害はありましたが、沿岸部と内陸部を結ぶ地域であったため、ボランティア希望者が集まる場所の一つだったようです。
遠野から海岸部である釜石、大船渡までの距離を調べると、両方とも車で約1時間。
沿岸部から離れており、津波の被害が大きい海岸部へ行きやすい地域なので、ボランティアを送り出せたようです。

また、『遠野物語』には津波に関する話が出てきます。
例えば、津波で妻を亡くした男が、幽霊の妻と会う話など。
『遠野物語』が発行された年は、明治三陸地震が発生した1896年(明治29)の14年後となります。
今回の震災と関連して読んでみるのも良いと思います。

それでは、それぞれの3.11をお過ごしくださいませ。

2018年02月28日(水)