男性コーラスをやっています。声を出すのはいいですよ!

今回は、橋本が担当いたします。
趣味とプチ健康法を兼ねての、男性合唱団での活動について紹介させていただきます。

もともと音楽を聴くのは好きで、カラオケも嫌いではなかったのですが、2年半前の春から参加し、平日の夜、高田馬場で月に3回ほど練習をしています。団体名は「フェローチェ」、団員数は20名弱で、平均年齢は70歳超という、心優しきジェントルメンです。

ご指導いただくのは、男性コーラスには珍しく、華麗さと力強さを兼ね備えたソプラノのオペラ歌手伴真純(ばんますみ)先生で、練習する曲は、クラシックの古典からオペラでの歌曲を始め、各国のフォークやポップスのスタンダード、日本の古典的唱歌・抒情歌、そしていわゆるJポップスまで、幅広くチャレンジしております。

主な活動としては、春と秋に行われる合唱団の合同コンサートへ参加し、2曲ないしは3曲、比較的大きなホールで唄うのが軸で、地元の区民祭りやホテルでのロビーコンサートなどを行っており、老人ホームで唄ったこともあります。

ちなみに、男性コーラスは、テナーの上下とバリトン、バスの4声のパートに分かれますが、私は明らかにテナーパートの声域で当初テナーでしたが、1年ほど前から人数調整の関係でバリトンに移り、高校生以来目にしたヘ音記号に苦戦をしております。

ところで、コーラスを始めて良かったことといえば、以下のようなことでしょうか?

  • 集中した練習で気持ちの転換が図れ、声を出すことでストレスの解消になる。
  • 発声の指導しっかり受けることで、呼吸法が自然に身につき、健康につながる(ような気がする)。
  • 著名な曲のみならず、今まで知ることのできなかった素敵な曲に巡り合える(特に日本の少し古い曲の綺麗な歌詞には、こころ洗われます。)
  • 練習後の喉が渇いた後の、格別な一杯が味わえる。

など、なかなか楽しめております。

なお、最近の活動としては、9月の上旬に、箱根のホテルでロビーコンサートを行ってきました。曲目は、モーツアルトの讃美歌、ウイーンを歌った歌曲やアメイジンググレイスから、ゴンドラの歌、早春賦、あざみの歌といった日本の抒情歌、そして昴まで、約1時間、浴衣のお客様の前で、練習の成果を披露いたしました。怪しい出来栄えにも関わらず、盛大な拍手を頂くことができ、お付き合いいただいたお客様には感謝申しあげます。

また、次の予定を少々PRさせて頂きますと、11月27日の午後、小平市駅近くの市民ホールで、ドヴォルザークの新世界交響曲第2楽章を黒人霊歌の歌詞でアレンジした曲、ヘンデルのハレルヤと聖者の行進をミックスした楽しい曲他、計3曲を唄う予定です。もちろんどなたでもお聞きいただけますので、ご関心がございましたらお問い合わせください。

ということで、このような団体は各地にありますので、皆さんもコーラスへの参加を考えてみませんか?少々慌ただしく思えるようなときに、意識して深呼吸をして、心身を落ち着けることもするようになり、少し健康につながったような気がしますし、上記に記載した楽しみに加え、拘束時間もあまり多くなく、費用もあまりかかりませんので、お勧めです。

ところで、女性コーラスや混声コーラスに比べて、男性のみの団体はとても数が少ないです。

おじさんたちには、なかなか心身ともに余裕がないのでしょうか?あるいは文化的な関心が薄いのでしょうか?少し考えてしまいます。

最後に、もう一度記しますが、声を出すのはいいですよ!

 

【おまけ】今月の1枚
20161027

家族で富士五湖方面に旅行をしましたが、生憎天候が悪く富士山は拝めず、船津胎内樹形というところに行きました。神社の賽銭箱の後ろに洞窟の入り口があるという妖しい雰囲気の場所ですが、最近パワースポットとして、ひそかに人気があるとのことです。
(9月撮影)